自己成長の本来の目的って何だろう?

投稿日: 作成者: my-c0llege-life.net

自己成長にとらわれて伸び悩む?

近頃仲良くしいる友人の一人が「自己成長しないと」と口癖のように言っています。
あまり真剣に聞いていなかったのですが、まてよ?自己成長ってどういう意味だろう?どんな目的があるんだろう?なんて考えるようになりました。

自己成長という言葉を調べてみると、「自分で努力して成長していくこと」と書かれていました。
自己成長しないと・・といっている友人が果たして自己成長しているのか?とよく観察してみると、自己成長したいと趣味に勉強にと忙しく動いているけれど、長続きしていないのは気のせいか?なんて思ってしまうのです。

自己成長でインプットばかりしていると本来の目的を見失う

自己成長したいと思ったとき、友達もそうでしたがセミナー、講演会などに行く人が多いです。
特に必要ないのにマーケティングの勉強してみたり、TOEICの点数を伸ばそうと必死になっていたり、まあTOEICは就職にもいいと思うのですが、特に必要ない後援会やセミナーに出て自己成長になるのかなと疑問でした。

勉強はもちろん悪くないですし、仕事に関してのことなら、学生のうちから、いや社会人になっても続けていくことが重要だと思います。
ただその目的がずれてしまうと、自己啓発にならないでしょう。

友人が自己成長のセミナーなど結構頻繁に通っていたので誘ったら、自己成長のための勉強があるからと断ってきたことがあって、本末転倒じゃないか?と思ったこともありました。
自己成長セミナーの講師の方は、以前友達が自己成長のためにこの人のセミナーだけは一度聞いてみたいといっていたセミナーだったからです。

インプットばっかり 勉強のための勉強になっている?

自己成長するためにいろいろなことを知らなくては!!と躍起になっていると、インプットばかりしていて何のためにしている勉強なのかわからなくなってしまいます。
本来の目的は自己成長だったのに、気が付くと「勉強するための勉強」になっているのです。

それが身を結ぶもので、将来に役立つものとなれば、大きな自己成長かもしれませんが、勉強するための勉強は、往々にして目的からそれているといわれます。
ため込んだ知識を人のために使う、またほかの目的のために利用することができてはじめて、自己成長したといえるんじゃないかなと思うのです。

自己成長している人は人のために貢献している

この人すごいな、前と見違えるくらいだなと感じる人は、自分だけのために動くのではなく、人のために動いています。
自分が自己成長のためにためてきた知識や情報をうまくアウトプットできているんです。

そのアウトプットが人のために活かされるとき、その人は自己成長できたと自分に自信を持てるでしょうし、ほかの人が見てすごい人だな、この人みたいになりたいなと思うのでしょう。
自分はとても自己成長なんてところまでまだまだいけないのですが、友人を見ていると目的をもって考えていかないといけないなと思うのです。