断れる人になる必要性を知る

投稿日: 作成者: my-c0llege-life.net

断れない性格

人に頼まれたことや人のお誘いを断るのって、難しいと感じることってないですか?
僕はしょっちゅうある・・・・・。
「断れない性格なんだよね。」と仲の良い友人に言われたこともあるんですよ。

逆に、断ることを違和感なくできる人もいるもの。
先ほどの友人もそういう人だと思いますね。
彼は、自分で無理と思うとすぐに断ってしまう。
そういう性格ってうらやましいなあ。

「断れない」と「断らない」の違い

最近、「断れない」と「断らない」の違いについて調べてみたのですよ。
というのも、断れないと断らないということが違うという話を大学の先生に聞いて、興味をもったからです。

先生に掘り下げて聞いてみたところ、分かったのが以下のこと。
「断れない」というのは「ちょっとそれは違うのに。」と思ったり、「本当は嫌だなあ。」と思ったことでも「できない」と言えなくて、ひたすら受け身になってしまうことだそう。

逆に「断らない」というのは、「ちょっと違うな」と思ったり、気が進まないと思うことは断ろうと思えば、断れるのだけれども、あえて断らずにやってみること。
つまり、「断らない」ということは、自らすすんで「断らない」ことを選択しているということともいえるのです。

ちょっとややこしいけれども、何となくこの二つの違いが分かったような気がするなと思いますね。
先生は「20代のうちに、断れない人でなく、断らない人になりなさいね。」とおっしゃる。
僕は「はい!」と元気よく返事したものの「うーん。難しい。」と思ってしまったのはいうまでもないこと。

対策は断る力を身に付けること

先生は断ることができるためには、断る力を身に付けた方が良いとおっしゃるのですよ。
「では、断る力って何だろう?」と思いませんか?
それも先生に聞いてみたのです。
断る力を挙げてみましょう。

まず、人間関係において大事なのは、断ることこそ早めにするということ。
「これは大事なことですよ。」と先生はおっしゃる。

たとえば、〇日にパーティーに誘われたけれども、次の日に試験があるので行かれないと思ったら、早く断った方がいいですよね。
相手側になるとは、準備があるのだから、人数は早めに把握しておきたいもの。
そういう相手の立場を考えると、早めに断らないと失礼ということ。
このような断る力を身に付けるには思いやりの心も大事ですね。

上手な断り方がある

では、上手な断り方を考えてみますね。
どのような断り方があるものでしょうか。

まずは、シンプルな断り方。
正直に断る理由を言うということ。
これは、本当にシンプルだけど、できない人は難しいと思うかも。
たとえば、「ごめんなさい。」と言った上で、「今日はこれから、家族で出かける予定があるのです。」「試験が近いから。」「バイトが〇時からなので。」ということでいいのですよ。

代わりの日を提案するのも巻いてを不快にしない方法。
たとえば、「今日はだめだけど、明日ならいいです。」「午前はだめだけど、午後なら大丈夫。」というように代案を言ってみましょう。