SWOT分析で現在の自分の強みや弱みを知る

投稿日: 作成者: my-c0llege-life.net

就活でも自分の強みと弱みは大切

自分の強みと弱みは意外と理解できていないものです。
自分自身が強みや弱みと思っているものが周囲の人にとっても強みや弱みと感じられているとは限りません。
時間のある時に自分を見つめなおすためにもきちんと自己分析をする時間を持つことは大切です。

特に強みと弱みは就活で役立ちます。
知っておくとうまく自己アピールができますし、周囲との差別化が図れて有利です。

とはいえ、自分に向き合うこと、自己分析をしっかりとすることは決して楽しいことではありません。
自分のネガティブな部分にも目を向けることが必要になります。
そこで気持ちの整理ができており受け止められる心理状態を作ったうえで行うことが大切です。

そこでうまく思考の整理ができてしっかりと自己分析ができるツールを活用するようにしましょう。
フレームワークとしてSWOT分析はとても有効です。

SWOT分析とは

SWOT分析というのは目標に対してどのようなアプローチをしていくかという方法を決めていくフレームワークです。
SWOTというのはStrength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)という4つの頭文字をとったものであり、この4つの項目から目標へのアプローチを算出していきます。
>> SWOT分析のやり方とコツ:環境分析から戦略目標を引き出す方法

方法としては紙を4つに区切り、それぞれの項目を書いていくだけです。
ただ、書く際の注意点として図の縦方向に内部環境と外部環境、横軸でネガティブ要因からポジティブ要因へと移るように書いていきます。
こうして書きだすことによって表の分析をして戦略を考えていくのです。

効率的に分析をすることが大切

SWOT分析をする際には効率的に分析をすることが大切です。
きちんとよく考えて作業をしていかないと項目の中に重複しているものが出てきたり、分析に偏りが出てきたりします。
そこで、客観的に行うためにもきちんとよく考えて効率的に分析を進めることが大切です。

まずは項目の意味をきちんと理解することから始めます。
特に外部環境と内部環境は具体的な違いがわからず書き進めると表の中が混乱する原因となります。

外部環境というのは自分の努力で変えられない社会情勢や規則といったもの、内部環境というのは自分でコントロールできるものであり、特に自分の強みと弱みになるものです。
どこに当てはまるかわからないという場合や初心者でうまく表に書き込みができないという場合には、最初から表に書き込み始めるのではなく、ポストイットに書き込んで表に当てはめていって分析をするとうまく分析がすすめられます。

また、分析をする際には仮説を立てることが大切です。
幅広い範囲について分析をするにあたってはまずは仮説を立ててその時に考えられる結論をもとに分析をしていくと分析が進めやすくなります。
仮説が立てられない場合にはデータが自分の中に不足しているということになるのでその部分のデータを確認すれば分析が進みやすくなり正確な分析に近づきます。