成長教にハマらないように注意しよう

投稿日: 作成者: my-c0llege-life.net
成長教にハマらないように注意しよう

ハマると怖い!成長することに取りつかれるデメリット

意識高い系の人は、常に目標を設定しながら努力を重ね、自身の成長をこの上ない喜びとしながら毎日を過ごします。
そうした生き方自体は悪くありません。
しかし自身にこだわりを持ちすぎたり意識高い系を追求しすぎてしまうと、成長教というカルトの域に入ってしまうリスクがあります。
その点には注意したほうが良いでしょう。

成長教の信者になってしまうと、自身が成長することだけに取りつかれてしまい、そのほかの優先順位が下がります。
その結果、ライフワークバランスが崩れたり、健康を壊すことにもなりかねません。
例えば、自身のワークパフォーマンスをベストにできるコンビニメニューがあるという情報をどこかから仕入れたとしましょう。
成長教の人は、普段足を運ぶコンビニにそれがなければ、自身のパフォーマンスを高めるための大切なエネルギー源だからという理由で複数のコンビニを探し回るかもしれません。
その作業にかかる時間や労力などは考えず、意識高いコンビニメニューを手に入れることだけに集中してしまいます。

隙間時間をなくそうという努力もしかりです。
体や頭の疲れを解消するための睡眠時間なのに、何時間以上寝るのは無駄という考えに取りつかれてしまい、深夜に会議をいれてみたり、早朝に起き出してはマラソンをして朝から疲労困憊になるなど、客観的にみると非生産的で非効率なことに情熱を燃やしてしまうこともあります。

また赤ちゃんが飲む粉ミルクを見て、何を食べようか考える必要がない点で決断コスパがとても優秀だと考えたとしましょう。
多くの人は、だからと言って大人である自分が決断コスパを向上するために1日3食を粉ミルクにしようとは思わないものです。
しかし成長教の信者になってしまうと、決断コスパだけに意識を集中させてしまい、毎日3食を飲み物だけにして、日常生活に必要なエネルギーを得ることができないといった負のサイクルに突入してしまいます。

自己成長する意味を考えることは大切

自己成長しようと努力することは、決して悪いことではありません。
しかし、自己成長はライフスタイルやライフワークバランスの中で少しずつ達成するものです。
自分の健康や家族との時間を犠牲にしてまで何かの目標を達成しても、それは短期間の自己満足という点では良いかもしれませんが、中長期的な幸福度においては決して好ましい結果にはつながらないでしょう。
そう考えると、自己成長を考えたらまず最初に何のためにその成長をしたいのか、その成長を実現すると自分にどのような結果がもたらされるのかというシミュレーションを行った上で自己成長することをおすすめします。