失敗するのが怖いんです

投稿日: 作成者: my-c0llege-life.net

失敗が必要以上に怖いと感じる人が増えている

Z世代と呼ばれる自分たちの世代は、失敗やミスをすることを必要以上に怖いものだと恐れてしまう傾向があります。
自分もそうですが、新しいことにチャレンジする精神が低下したり、新しいことや変化の中に飛び込むことに対して躊躇する人も増えているそうです。
大学生も例外ではなく、普段の生活や就活において失敗することをとても恐れる人が多く、論文の添削なども教授が大丈夫だと太鼓判を押すまでは何度でも添削してほしいと依頼する傾向があります。

失敗を必要以上に恐れない人は、失敗やミスをしてもやり直せば良いだけだと考えることができます。
しかし失敗を恐れる自分のような人間にとっては、そのあとの別の方法を思いつかなかったり、一度の失敗ですべてが終わってしまうという悲壮感があります。
これまでも失敗を恐れるために変化を好まない人生を歩んできたため、失敗という経験数が少ないことも、そうした気持ちに拍車がかかってしまう背景にあるのかもしれません。

大学においては、近年では多くの大学において留学制度が整備されており、学生にとっては経済的な負担も少なく海外へ一定期間留学しやすい環境となっています。
しかし以前と比べると、留学にチャレンジしたいという学生の数は減少傾向にあるそうです。
しかもその理由には、「留学先で友達ができないかもしれない」と言った小さな悩みが多い点が、近年の傾向となっています。

失敗しても大丈夫と思えるようになる方法

失敗を必要以上に恐れる姿勢は、幼少期からの成長する生活環境の中で少しずつ培われていきます。
親の育児方針や教育方針も、学生たちのこうした傾向に大きな影響を及ぼしていると考えられます。

失敗を恐れない自分自身を作るためには、失敗しても大丈夫だと思えるように意識することがとても大切です。
テストの点数が悪くても、それは自分自身を否定されているわけではありません。
もしかしたら努力が少しだけ足りなかったのかもしれません。
それなら、次のテストの時にはもう少し努力することで、巻き返せるチャンスも期待できるのではないでしょうか。

ただし、失敗経験が継続することはありますし、努力しても良い点数をとれない可能性ももちろんあります。
学生の頃にそうした小さな失敗体験をしながらも、努力が実る成功体験を積み重ねることによって、時に失敗はするけどそれでもなんとかなるという自信を身につけられるでしょう。
また、目標設定をするなら、中長期のはるか遠い目標ではなく、小さな努力で達成できそうな目の前のことに対して目標を設定するのがおすすめです。
学生の試験なら期末テストに目標を定めるのではなく、翌日もしくは翌週に行われる小テストに目標を定め、それに向かって努力をしながら一緒に成功体験を積み重ねましょう。