習慣化のテクニックを身につけよう

投稿日: 作成者: my-c0llege-life.net

習慣化は社会人になっても役立つテクニック

朝起きてご飯を食べて身支度をして・・・といった毎日の習慣は生活の中で何気なく行っていることです。
こうした同じ状況の中で繰り返し行う行動が自分の意志とは関係なく自然と自動化されることを習慣化といいます。

正直、自分は習慣化が苦手で、宿題なども母親から言われて仕方なく行っていた・・・という感じでした。
結局勉強は習慣化せず、試験の前、入試の前に仕方なくやる感じでしたが、友人の中には毎日勉強することが身についていて、やらないと気持ちが悪いという人もいました。
これから社会人になる前に、習慣化をより身に着けていくためにどんなことが必要なのか考えてみました。

習慣化とはどういうことなのか

毎日食事をするときには箸を使いますが、色々と考えて使うのではなく、小さい頃に教えられた通りにつかっています。
小さい頃からずっと、繰り返し行ってきたことで習慣化したものです。

お箸をもって食事をするとき、さあ箸を使うぞと考えることはなく、ああ、面倒だなと思うこともなく食事を前にすれば自然と箸を使う、これが習慣化です。
習慣化には3つの特徴があるといわれています。

一つはその行動が当たり前であること、次に意志が必要なく無意識にやっていること、頑張らなくても継続できることで、やめようと思ってもやめられないことをいいます。
この習慣化を活かすことで、自分の行動を自分でコントロールしやすくなるといわれているのです。

習慣化のテクニックを身に着けよう

習慣化を身に着けるために、いくつか前もってやっておくことが必要です。
習慣化したい行動を5W1Hで決めておくこと、習慣化実現のPros/Consチャートを作っておく、そして継続するための工夫を3つ決めておきます。

具体的にどんな行動をすればいいのか明確しないと、毎回行動が変わってしまうため、同じ行動の繰り返し、つまり習慣化になりません。
例えば、What 何を「毎日腕立て伏せを50回」、Who 誰が「自分が」、When いつ「毎晩お風呂の前に」、Where どこで「自分の部屋で」、Why なぜ「スタイル維持のため」、How どうやって「音楽をかけて楽しく」行うという感じです。

次にPros/Consチャート「プロコンチャート」ですが、これはメリット・デメリットを表にしたものです。
実際に習慣化を行ったことでメリット、いい点をProsへ、デメリット、よくない点をConsへ書いていきます。

例えばシックスパックが見えてきた、洋服が似合うようになった、自信をもって裸になれるようになった、いい疲労感でぐっすり眠れるといったメリットをProsへ書き入れましょう。
逆に悪い面として、習慣化ができないかもしれない原因を書きます。例えば夜の帰宅が遅くなるとやらなくなるかもなど、失敗を未然に防ぐためにどういった改善が必要か考えて書き入れます。

夜の帰宅が遅くなるとやらなくなるかもということに対しては、腹筋を行う時間を朝起きてからに変更するなど、改善策を考えることができます。
5W1HとPros/Consチャートを作ってから継続のための3つの工夫を決めておくのです。

継続のための3つの工夫と習慣化にかかる期間

習慣化が挫折しないように決めておくのが継続のための3つの工夫です。
自分の場合、達成が目に見える方がやる気になるので、1つはカレンダーに行動した日を付けるとします。
それに三日坊主になりやすいので、友人に毎日腹筋をやっていることを公言することと、習慣化アプリを使うことを、継続のための3つの工夫として決めました。

しっかりと習慣化が身につくには、どの程度の期間が必要なのか、ある研究結果をみると人によって違いがあり、18日から254日だそうです。
平均66日ということなので、習慣が苦手な自分の場合、最低でも100日くらいはかかると思いながら頑張っています。