未来学という学問があるのを知りました

投稿日: 作成者: my-c0llege-life.net

そもそも未来学って何?

僕の大学でも、ここ最近、「未来学」なる言葉が飛び交うようになりました。

日本ではまだまだ知られていない未来学。

僕も気になったので、ちょっと調べてみました。

未来学とは、「未来について現実的に考えられるようになるための学問」なのだそうです。

具体的なようでいて抽象的で、やっぱり今ひとつわかりにくいですよね。

要するに、「明日のことを知りたいならまずは今日のことから」といったところでしょうか。

もともとはドイツで広まった学問で、日本でも輸入されるようになりました。

まだまだ少数ですが、国内でも未来学を学科として設置する大学が増えてきています。

世界的な潮流を見ると、今後もさらに未来学は重要視され、大学だけでなく高校などでも当たり前に取り入れられる科目になるようです。

僕が見てきた未来

僕が生まれてから初めて「未来」について考えはじめたのは、小学校高学年の頃です。

当時、「本が友達」という感じだった僕は、学校の図書館にある本を読みあさっていました。

特に、その頃の僕はショートショートが好きで、国内外の有名作家のショートショートを片っ端から借りてきては空想の世界に浸る、という楽しみに没頭していました。

SFショートショートには、未来が詰まっていました。

人の心を代弁してくれるインコ、気分次第で家事の手を抜くロボット、人工知能を搭載した美人ホステス……。

ショートショートによって描かれる未来はどこかちょっとコミカルで、それでいてほんの少しシニカルでした。

豊かな発想とするどい風刺精神によって紡ぎだされた短い、短い物語は当時まだ幼かった僕の心を興奮させ、「早くあの世界に行きたい!」と思わせる魅力にあふれていました。

あれから10年くらいしか経っていませんが、時代はがらりと変わり、僕自身を取り巻く環境も大きく変化しました。

ショートショートの名手たちが描いた未来に近づいているのか、それとも遠ざかっているのか。それはわかりません。

ただ、「未来はいつも面白い!」と思わせてくれたショートショートには、今でも感謝しています。

未来学を考える意味

世界的な課題を考えるうえでも、未来学は重要です。

水資源不足、食糧不足、世界的な人口増加……地球規模では今、たくさんの課題が複雑に絡まり合っています。

現状だけを見ていては、大きな問題を解決することはできません。

未来志向の考え方を身につけ、長期的なビジョンをもって「今、何をやるべきか」というプロセスをひとつひとつ具体化していくことこそが未来を考える、ということであり、誰にとっても望ましい未来をつくっていくことでもあるのです。

僕も未来学を突き詰めよう

子どもの頃からショートショートに親しんでいる僕にとって、未来学は相性の良い学問と言えるのかもしれません。

地球規模で課題を解決、なんて大それたことは言えませんが、まずは環境のことを少しでも考えて、ストローを極力使わないことからはじめてみようかな。