身近で使われているAIたち

投稿日: 作成者: my-c0llege-life.net
お掃除ロボット

人工知能(AI)とは?

AI(Artificial Intelligence)とは、人間の脳が行う知的活動をコンピュータ化したシステムのことを指しています。
人間が事前にプログラムすることによって、コンピュータが自律的に学習や認識、そして判断するといった処理ができるようになります。
既にAIは私たちの生活の中で、広く使われています。

AIの活用事例1:お掃除ロボット

数年前から便利な家電として人気があるお掃除ロボットは、現在ではたくさんのメーカーから多種多様な機能が搭載されたものがラインナップされています。
多くのお掃除ロボットにはAIが搭載されており、内臓されているセンサーが障害物を察知し、よけながらお掃除をしてくれます。
また機種によっては、事前に部屋の間取りや家具をデータとして設定しておけば、お掃除する経路を工夫しながら効率的に作業することも可能です。
お掃除タンクがいっぱいになったら自身でタンクを空にする機能も搭載されており、人間があまり好きではないお掃除という作業をロボットが代理で行う世界がすぐ近くまでやってきています。

お掃除ロボットは、一般家庭向けに販売されている機種がたくさんあります。
実際に使用しているユーザーの多くは、家に帰ると床がいつもきれいなので快適だと感じていたり、疲れている時に代わりに掃除してくれるロボットはとても助かるなど、とても好評です。

AIの活用事例2:自動運転する自動車

各自動車メーカーが近年力を入れているのが、AIを搭載して自動運転できる自働車です。
すでにアメリカの一部地域では試験的に実施されていますが、さらに研究が進むことによって中長距離でもタクシーが無人化できるなど、人間が自動車のドライバー席に座らなくて済む日が来るかもしれません。

自働車の自動運転では、事前にAIにマップを登録しておきます。
そのうえで、画像認識機能や音声認識機能を搭載することで、対向車や通行人、また信号や標識などを運転しながら認識したり、駐車や停車している車が発信すると察知するなど、人間が自動車を運転する時のような判断ができるというものです。
人間のように感情や疲労によって運転の質が変わることがないAIの運転は、今後もっと普及すればより安全運転が可能となり、交通事故の減少につながるのではないかと期待されています。

ただし、自動車の自動運転においては街のインフラ整備も必要不可欠な課題となっています。
都市部では比較的インフラは整備されやすいものの、郊外や山岳部などでは時間がかかるため、こうしたテクノロジーが発達しても一般向けに普及するまでには長い時間がかかるのではないかとも懸念されています。