20代のうちにしておきたい17のこととは
「20代のうちにしておきたい17のこと」というのは本田健さんの著書です。
著者の経験だけでなく社会的にも経済的にも成功を収めている人たちの意見も反映されているもので、20代のうちにしておいて良かったと思えること、していなくて後悔していることが述べられています。
大学生から社会人になってという時期は過渡期ですが精神的にも不安定な時期です。
毎日の忙しさで大切なことを忘れがちですし、ただ毎日を過ごすことに一生懸命になってしまうこともあります。
楽しいことだけでなく気持ちの沈むこともたくさんありますし、これでいいのかと悩んでしまうことも少なくないです。
そういった時、自分の感情が揺れてしまうのは自分の中に軸が無いことが原因としてあります。
そのような軸がぶれてしまった時、軸が持てなくなっている時にこの本は指標となってくれるのです。
20代のうちにしておきたいことはどういうことか
この本では20代のうちにしておきたいことが書かれていますが良いことだけではないのが特徴です。
例えば、人生最大の失敗をすることもこの本ではしておきたいこととして紹介をされています。
失敗はできるならば誰もがしたくないものです。
しかし、この本では早めに大きな失敗をすることで後の人生がすべてプラスに向くということが書かれています。
社会人になって間もないころは失敗も多いですし、そのたびに会社を辞めたいという気持ちも出てくるものです。
しかし、20代はまだまだすべてのものが受け入れられない時期ですし、悪循環にも陥りがちな時期でもあります。
そういった時期であり失敗はすべきことであること、失敗をすることが糧になることが語られていることはとても励みになりますし頑張ろうという気持ちが持てます。
それ以外にも仕事以外でどのような経験をすればいいかということもこの本では書かれています。
どうしても20代は仕事が忙しくプライベートが薄くなりがちです。
しかし、本を読むとプライベートも充実させることが大切ということが理解できます。
仕事が忙しくなると友人関係や恋愛関係が希薄になりがちです。
しかし、そういうときこと仕事以外にも自分の場所を持つことが精神的なバランスを保つためにも必要ですし、社会で活躍するために意味を持ちます。
この本を読むことで指標が持てなくなった時、気持ちがぶれそうになった時、どうすればいいのかを知ることができます。
人生の中で一度しかない20代を充実したものにすることができると人生が確実に上向漕都がこの本から実感できますし、自分の方向性を見失わず進めるようになる指南書となってくれる本です。