タイパは凄く意識してます

投稿日: 作成者: my-c0llege-life.net

就活生の半数以上が意識するタイパって何?

タイパとは、タイムパフォーマンスを短く略した造語です。
費やした時間に対する満足度のことで、タイパが良いということはつまり、短時間かつ小さな労力でも最大の結果を手に入れるということを示します。

タイパは、社会人でも意識することはあるでしょう。
大学生も普段の生活の中でタイパを意識する人は少なくありません。
複数の企業と複数回の面接をしながら内定を獲得しなければいけない就職活動においては、普段よりもタイパをより意識する学生が多くなります。

タイパを意識した就活を行っている学生の割合は、過半数に上ります。
タイパを考えながら効率的な就活をしたいと強く考える学生の数は約2割程度ですが、どちらかと言えばタイパを考えている学生は全体の4割です。
就活は時間がかかるものだと割り切っている学生は、全体の半数にも満たないのです。

効率的に動くことでタイパを向上

それでは就活中の学生は、具体的にどんな風にタイパを意識した就活をしているのでしょうか?
1つ目には、アプリを活用するという方法が挙げられます。
これは多くの学生が実践していることで、就活イベントの検索や参加申し込みなどにはアプリを使うことによって、移動中や隙間時間を使って行う人が大勢います。

2つ目には、就活イベントの選び方が挙げられます。
就活イベントにはいろいろなタイプがあり、その中には複数の企業が一堂に会して開催されるものもあります。
そうしたイベントに足を運べば一度に複数の企業の様子を知ることができますし、面接の予約などもワンストップで行えます。
1社ずつ足を運ぶよりもタイパが良いと考える学生は多いのです。

3つ目には、インターンシップを行うという方法があります。
インターンシップとは特定の仕事を実際に体験するもので、多くの場合にはインターンシップを経験した企業へそのまま就職します。
これは必ずしも、最小の労力や時間で大きな効果を得ようというタイパではありません。
しかし多くの学生は自身が費やした時間や労力に見合った成果を得たいと考えており、それがインターンシップにつながっています。

それでは逆に、学生が考える「タイパの良くない就活」とはどのようなものがあるのでしょうか?
例えば、企業が開催するセミナーに参加した場合、企業のWebサイトや配布される資料に記載されている内容を読み上げるだけという内容だとタイパが良くないと感じる傾向があります。
学生はセミナーの中で、文章になっていない現場の生の声や情報が欲しいと思って参加するわけです。
そのため、セミナーに参加したという労力や時間に見合うだけの成果を得たいと感じるのかもしれません。

セミナーの中には、就活生がそれぞれ自己紹介をするようなタイプもあります。
これも学生にとっては賛否両論です。
お互いの自己紹介を簡単にさっと済ませるならまだしも、セミナー時間の半分以上が学生の自己紹介となってしまうと、多くの学生はタイパが良くないと感じてしまいます。