日中の眠気に悩まされています

投稿日: 作成者: my-c0llege-life.net
夜はしっかり眠ること

夜更かしによる寝不足を解消しよう!

日中の眠気には睡眠時無呼吸症候群やうつ病など病気がかかわっている可能性がありますが、大学生をはじめとした若い世代の場合、原因のほとんどは寝不足と不規則な生活環境です。
いわゆる睡眠障害ですね。
きちんとした睡眠をとれていないと、日中に急激な眠気に襲われたり、一日中ぼんやりとしている状態になってしまいかねません。

ちなみに内閣府による調査によると、20~24歳の平均の睡眠時間は7時間25分というデータが出ています。
こうした睡眠時間のデータは基本的には調査対象の人が自己申告で行うものなのであまりあてにならない面もありそうですが、ほとんどの人は「そんなに寝ていないよ」と感じるのではないでしょうか。
この「理想的な睡眠時間」と「実際の睡眠時間」のギャップが、日中の眠気や睡眠障害の大きな原因になっているのでしょう。
そして睡眠時間が少なくなってしまう最大の理由が、夜更かしです。

学校・仕事への通学・通勤を考えれば、少なくとも午前7時くらいには起きる必要があります。
そして上記の7時間25分の睡眠時間を確保するためには午後11時35分には寝る必要があるわけです。
さて、毎日11時35分に寝ている大学生がどれだけいるでしょうか?
この点を考えてみただけでも理想の睡眠時間を確保することがいかに難しいかがうかがえます。

ネットをやっていたらあっという間に12時を過ぎていた、なんてこともザラにあるわけですし、12時前に寝ようと思っても夜更かししている友達から連絡が来て起こされる、なんてこともあります。
現代社会は夜更かししやすく、早寝しにくい環境にあると言えるでしょう。
でも日中の眠気に悩まされている場合には、とにかくこの問題を解消するほかありません。
ネットを切断し、携帯の電源を切ったうえで12時前に就寝する習慣を身につける、1週間くらいこれをやってみると快適な睡眠環境を手に入れることができるでしょう。

起きる時間が不規則なのもNG

寝不足解消でもうひとつ注意したいのが、起きる時間です。
睡眠時間とは多く確保できればいいというわけではなく、規則正しい環境でしっかり眠れることが大事と言われます。
いわゆる「質の良い睡眠」というもので、毎日寝る時間と起きる時間がバラバラで不規則な睡眠環境にある人の8時間睡眠よりも、規則正しい睡眠環境にある6時間睡眠のほうが疲労を解消しやすく、眠気に襲われにくいのです。
ですから、寝る時間と起きる時間の両方をできるだけ固定したうえで、毎日の睡眠時間を決めてみましょう。

日中の眠気が我慢できず、いつも頭がぼうっとしているために作業の効率や集中力が落ちる、そうなれば学業や仕事などのパフォーマンスも低下しますし、楽しいことも十分に楽しめなくなります。
頭のキレが悪ければ楽しいトークもできませんし、友達や異性と親しくなる機会も失われてしまうかもしれません。
寝不足は人生をつまらなくする敵である、という認識で睡眠環境を見直してみましょう。