電動キックボードに轢かれそうに

投稿日: 作成者: my-c0llege-life.net
轢かれそうに

構内を歩いていると轢かれそうになってヒヤリとした!

先日、大学の構内を歩いているとキックボードに轢かれそうになりました。
向こうがこっちのことなどまるで気にかけていない様子で突進してきて、本当に危ういところでした。
しかも運転していた学生は、大したことじゃないとばかりにろくすっぽ謝ることもなくさっさとキックボードで去っていきました。

構内でキックボードを有償でシェアリングする大学なんかも出てきて、大学生の間でも構内を移動するための手段として利用される傾向があるようです。
確かに広い構内を軽快に移動できる、とても便利な手段なのは認めます。
しかし、それも周囲に迷惑をかけずに安全に運転しての話です。
たくさんの学生がキックボードを利用するようになって、キックボード利用者の分母が大きくなると、非常識で危険な運転をする人の分子も大きくなって危険度が増すことになります。
キックボードを利用しない立場からすれば、どうして構内で乗り物に轢かれる心配をしなきゃならないのか、と理不尽このうえない思いにさせられるというものです。

キックボードは音も立てずに近づいてくるのでほんとうに危ない!

キックボードの危険なところは、音をほとんど立てずに近づいてくることです。
曲がり角から、あるいは背後からいきなり現れてぶつかる、なんてことも起こりかねません。
エンジン音など存在を察知できる材料がなく、目で見て判断するほかないので死角から飛び込んでこられたらどうにもなりません。

しかも非常識な運転をする人は、こうした死角から飛び出してくる時にもスピードを落とさず堂々と突進していきます。
どうすればいいんでしょうか?

キックボードに轢かれたらどうする?

大学構内に限らず、もしキックボードに轢かれたらどうなるのでしょうか?
そんな状況を想定したくはないものですが、万一被害者になったときのことを考えると知っておく必要がありそうです。
もしキックボードに轢かれて怪我をしてしまった場合、被害者は加害者に対して損害賠償を請求することができます。
また怪我をしたときだけでなく、持ち物がぶつかったり轢かれたりして壊れてしまった場合にも同様です。
ですから、交通事故と同じ形で加害者に請求できるわけですね。

怪我をしてしまった場合には治療費はもちろん、慰謝料も請求できます。
アルバイトをしていて、怪我のせいで仕事ができなかった場合には休業損害の請求も可能です。

おそらくキックボードで危険な運転をしている人は、自転車と同じような軽い感覚で乱暴な運転をしているのでしょう。
しかし、自転車と比較してもはるかに危険度が高く、事故を起こした時に相手にもたらす被害も大きくなります。
軽い気持ちで運転していた結果、重い損害賠償を請求されてしまうことになるわけです。
危険に晒される側としては、なんとか事故に遭わないように気をつける、万一遭ってしまったら断固とした対応をとる、という心構えが必要になるのでしょう。